ある日突然舞台俳優にハマってしまった話

 

めちゃくちゃ暇なので突然語ってみようと思いました。めっちゃ長いです。

私は舞台俳優の「谷口賢志さん」にアホほどハマってしまいました。

ハマってしまいました、と言ってももう軽く4年くらい前からです。

 

事の顛末は、大学生活最後の夏。

私の大学生活を語る上で外せない友人Aちゃんと、Bちゃんが居るのですが、今回もAちゃんとBちゃんが絡みます。

私たち3人は元々うたの…さまというジャンルに共通してハマっていて、そこから親交が深まりました。

何かと大学に近いAちゃんの家に集まりがちで、私の人生が変わり始めたあの日もAちゃんの家に集まりました。

 

Aちゃん「Bが家からPS2持ってきて、戦国BASARAやるんだけど、一緒にやろうよ」

私「(戦国…BASARA…?100年ぶりくらいに聞くジャンルだ…正直何も知らないけど)行く〜✌️」

 

事の発端はそう、一昔前にオタク界を賑わせた「戦国BASARA」でした。

熱々のインドカレーを食べた後(熱くてナンが千切れない)Aちゃん宅へ。

しばらくしてBちゃんも合流して、早速バサラに勤しみました。

PS2のゲーム。グラフィックもシステムも何もかも古い。何もかも古いけど、このゲームめっちゃおもろいやんけ!!!!!!!!!!

 

私たちは狂ったように戦国BASARA2をやりまくりました。

夏休みに入ってからも狂ったように。

Aちゃん宅に泊まり、夕方から始めた戦国BASARA2。気付けば朝の8時になっていました。俗に言うバサラ合宿の爆誕です。(夏休み中に何回開催されたか分かりません)

 

Aちゃんは半兵衛好き。

Bちゃんはアニキ好き。

大学4年生にしてバサラ新規の私は小十郎が好きになりました。

 

バサラをやったことある人なら分かると思いますが、キャラクター毎にシナリオが分かれているんです。

とりあえず順番にシナリオモードを制覇していったある日。

明智やったことないなぁ〜。やる?」

誰が言ったか覚えていませんが、ここから人生の歯車が狂い始めます。

バサラ玄人の2人によると「明智と言うと気持ち悪い」「変態」という所見らしく、素人の私は「ほ〜ん」という感じでした。

「まぁまぁとりあえずやろうや…」という事で明智のシナリオモードを進める事に。

回復アイテムのおにぎりを拾った明智が一言

「ごちそうさまです」

と言った瞬間私たちの間に激震が走りました。

こいつ実は可愛いくないか…?

 

光秀可愛い期に突入した私たちは狂ったように光秀のシナリオモードを周回し始める暴挙に出たのです。(周回しても特に意味はない)

 

そしてある日戦国BASARAには舞台版が存在する事を知りました。

バサラについてならとりあえず何でも知っておきたくなった私は、舞台戦国BASARAについてもググりました。

2.5次元モノと言えば、やはり自分の推しのキャラを演じている俳優さんが知りたいもの。

舞台戦国BASARAのHPから明智光秀の名前をポチリ。

谷口賢志

知らない。マジで知らない。マジで知らん人や。まぁ舞台に無知だから当たり前だけど、マジで知らん人やんけ。

いやていうかこの人が光秀?マジで?

舞台とは一体…と疑念を抱きHPをそっと閉じました。

 

月日が流れてある日、別の知人から「バサラ祭っていうイベントが武道館であるので、良かったら一緒に行きませんか?!」と声をかけて頂き、バサラ祭へ行く事になりました。

その時の座席がものすごく良く、前から2列目辺りだったと記憶しています。

その時の出演者にゲームやアニメで光秀を演じている速水さんのお名前はなく、舞台版の光秀「谷口賢志さん」の出演が決定していました。

(他にも舞バサ俳優陣たくさん出てました。今思うとオールスター。自分が一番見たかった舞バサ俳優陣が揃い踏みでした)

舞台に興味がない私からすると

「私は速水さんの光秀が聞きたかったな…」

という思いが胸にありました。

そんなこんなでイベント当日。いよいよイベントスタートです。

 

イベント初っ端から舞台陣による殺陣と寸劇がスタート。

舞台にいくら興味がない私でも、圧倒的すぎる殺陣とキャラクターの再現度の高さに唖然としました。

2.5次元ってこんなにハイレベルなの?!

とにわかながらにも胸が熱くなりました。

そうしてしばらくするとユラリと、舞台袖から光秀が登場しました。

 

登場からもう本当に光秀そのもの。

動きや、喋り、そしてただ立ってる時の待ちのモーションまで。

全てが光秀そのものでした。

光秀の出番はものの数分でしたが、その数分間で私はものの見事に「谷口賢志さん」に心を奪われてしまいました。

そして演劇。生で演じて、表現する舞台に心を奪われてしまいました。

 

あれよあれよと言う間に谷口賢志さんにどハマりし、出来る限りの情報を集めて、FCに入って、次の公演のチケットを取って、光秀以外の役にも触れて、彼の引き出しの多さに度肝抜かれて。

その年に彼の誕生日にバースデーイベントがありました。その時の物販で在庫がある今までのブロマイドが全部売られていました。全種類買いました。後ろに並んでたファンの方にも、物販やってたお姉さんにも笑われました。私も自分で自分にちょっとウケましたが、それくらい谷口賢志さんに夢中になってしまいました。

 

友達よりも谷口賢志さんに会う回数の方が多い月なんてザラにありました。

公演の度に彼の嗜好品のタバコと、どんなに短くても良いから手紙を必ずプレゼントBOXに入れてた時期もありました。

 

月日が経ち昔ほどの熱狂的な気持ちは少し落ち着きましたが、今も谷口賢志さんの演技に魅了され、次はどんな役かな?とドキドキさせられています。

 

正直言ってもう4年も前の記憶です。

細かい部分はもう記憶が定かではありませんが、あの時の「谷口賢志さん」の明智光秀は一生忘れられませんし、彼のファンでい続ける限りは忘れません。今でも私の中の「谷口賢志さん」のナンバーワンの役は「明智光秀」です。

 

次に谷口さんに会うのは11日後です。

皆さんチケット買ってね(唐突な宣伝)

http://disgoonie.jp/stage/vol5/